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神戸×大河内2 [相棒]

思いつきで書いてみました。劇場版2直前の大河内さん。
嘘っぱちー。
イェイ☆

妄想を読む

抱いてくれ、と言えたらどれだけ楽か。

苛々とした気分で薬瓶のラムネを噛み砕く。
首席監察官、というものはやりがいがあるが庁内での政治がドロドロと絡みつく。
ひょうひょうと特命係に勤務を続ける姿を怪しいとは感じているが、思いのほか特命係とは相性が良かったらしい。杉下右京とは上手くやっているとは驚きだ。前任者の亀山薫とはまったく逆な性質なのに。

神戸尊にはずっと目を掛けてきたつもりだ。
最初は推薦組ということだけだったはずだったのだが。

湊で懲りたはずなのだが。
年下も、警察官も。
ねじ伏せてはいるものの、矢張り未婚だといろいろ煩わしいし、出世に響く。

慾はないとは言わない。

古狸たちとの駆け引きでささくれた心を手っ取り早く癒すために、抱きしめてくれる相手が欲しいのだ。

このままだと煮詰まるばかりだ。
携帯電話を手に取ると、おもむろに名前を探す。
こんな時は道場で打ち込みに限る。

そして、事件が起きるのだった。





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