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思い出の味 [おもうところ]

きのう放送の「おとな旅あるき旅」で三田村邦彦が思い出の味ということで「山ウドの味噌仕立て」をなつかしんでいましたが、わたしはすかんぽを砂糖、というのが季節ものの思い出の味。

突然なんや?ですが、このすかんぽ、植物学的には「イタドリ(虎杖)」

ええ、呪術廻戦の主人公、虎杖 悠仁の苗字と同じです。
初見の時には驚きました。

それはさておき、思い出の味のすかんぽですが、摘んで、上白糖をつけながら食べるだけなのでその気になれば、めっちゃ簡単に食せます。

が、もう一つ、もう一度食べたいなぁ、と思うものがありまして。
「おばあちゃん(母方の祖母)のちまき」
母曰く「小麦粉を使ったちまき」と「米粉を使ったちまき」の2種類。
子供のころおばあちゃん子だった私は柏の葉を取りに行くのについていった記憶があります。
ごっつい斜面を腰の曲がったおばあちゃんがひょいひょい上って、葉っぱの落としてくるから、それを集めるのが「仕事」。
あんこを包んだもち(生地)を柏の葉に巻いたものを「ちまき」と言います。
一般的にはちまきではなく柏餅が近いでしょうね。
かまどに湯を沸かし、蒸し器でちまきを蒸かします。
このかまどの火が消えないようにするのも私の仕事(…)。
小枝を足して、火が消えないように燃す、という遊びをさせてくれていました。

私の祖母はもう20年以上前に亡くなっていますし、母は作り方を知ってはいるけど再現出来ない、とのこと。そして母方の伯母たちが作ってくれたんですが、なんか違うんですよね。
普通のかしわもちで妥協しています…。



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