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NHKスペシャル 忘れられた戦後補償 [NHK]

今年の夏もたくさん録画しました。
近くて遠い太平洋戦争。
忘れちゃならんし、忘れられてしまうし、今でも世界のどこかでは別の戦争が続いている。

それにしても資料が残っているようで残っていない。
軍人なら遺族恩給の話とかあるけど、民間遺族には何もない、というのが切ない。
…私の祖母は軍人遺族だったので亡くなるまでずっと遺族恩給があったらしい。
民間の犠牲者は「受忍」という言葉で補償が何もない。
せめて戦争で手足が欠損した人たちはその医療費くらいは持ってほしい。
76年経っているので、このままのらくらやって戦争を知ってる世代が淘汰されるのを待っているとしか思えない。

私の記憶では、おそらく1990年代(戦後40年前後)の梅田の地下街にはそこに住んでいる人たちがたくさんいて、阪急百貨店から阪神百貨店につながる歩道橋のところには物乞いの人がいて、腕や足がない人がいたのを覚えています。
特に忘れられないのは、阪急の十三駅の商店街につながる横断歩道で、顔の半分の皮膚が垂れ下がっている人を見たとき、ものすごく怖かったです。
その人が、というより、その傷が、怖かったんだと思います。
戦争って近かったんやな。



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