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永遠の昨日 榎田尤利 [本・CD]

ものごっつ昔の本です。2002年の作品。たまたまBook Offで見つけました。
だらけで1000円買取だったりamazonで2800円で売られてたりするのにー。やったね
いつもと同じ朝、同じ一日…のはずだった。雪の積もる道を学校へと向かう満と浩一のもとに、一台のトラックが突っ込んできた!不条理な日常に翻弄されながらも、かけがえのない想いを確かめあうふたりだったが…。大人気榎田尤利の新境地、衝撃の学園ラブストーリー。
なんです。

いきなり浩一がトラックにはねられて死にます。
頭蓋骨陥没したり、ありえない向きに首や足が向いて、大腿部には激しい裂傷を負います。
が、浩一は何事もなかったように起き上がります。そして満とともに学校へ行きます。

最初はクラスメートに話して、死んでいるけど生きてる死体だということに理解と協力を求めますが、日を追うにつれ、浩一が見えないクラスメートが増えていきます。浩一を失いたくない満の思いが浩一を「生かして」いることにジレンマが…。

いい話です。
最初は軽くスプラッタだけど、榎田さんの得意な明るい感じで話は進んでいきます。
でも、テーマは結構重くて、身近な人が急に亡くなったらどうする?っていうことを巧みに描かれています。

ただ、朝電車で貧血を起こしかけました。浩一の描写を読んでてちょっとリアルに想像してしまいまして。読むのを諦めて「大丈夫だ」と言い聞かせ、電車を降りてすぐに水飲んで、倒れずに済みました。やー、マジで気持ち悪かった~。



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